27.福井県福井市【中村畳ふすま株式会社様】

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事業の多角化で「両平刺機」と「大判プリンター」を導入

はんじょうくんレポート27中村畳ふすま様

代表取締役社長 中村 康博様は、元々は福井県勝山市の中村畳店様で父親と兄弟で経営をされていました。

平成12年に構造改革を実行して売上が増えたために、平成17年にご夫婦で、福井市に支店を開設されました。

中村畳ふすま様3-
 
支店展開後も、極東コンサルタントの指導を受けられ、一般個人客を中心に、畳と襖・障子・網戸の内作化を確立。

中村社長が畳製造で、奥様が襖・障子・網戸の製造と役割を分担されました。その後、畳製造機をコンピュータ式ミニラインへ更新し、売上・利益がさらに安定してきました。

平成23年には独立して、中村畳ふすま株式会社を設立。

平成28年に工場を拡張し『両框裁断機チップソーWIN』と『両框縫機MAX』を導入され、作業効率を大幅にアップされました。

中村畳ふすま様1

平成29年には、他店で畳製造及び経営の勉強を終えたご子息が入社され、現在は社長夫婦とご子息夫婦の4名体制で経営をされています。

令和2年、差別化と高付加価値商品の取扱を目指し、ものづくり補助金で『両平刺機MASTER』と、襖・障子のオジリナル商品の販売のために『大判プリンター』を導入していただきました。 

当初は、プリンターの操作や販売ルート作りに苦労されましたが、上手く活用されているJCS畳店様に相談したり、積極的に勉強をされて、今ではホテル・旅館に向けて販売ルートを確立し、今後は一般顧客に広めていくとやる気満々で取り組んでおられます。

中村畳ふすま様2-
 
中村社長は、「どんどん新しい事業にチャレンジして、お客様から喜んで頂く会社を目指し頑張りたい」とおっしゃっておられます。

この度はお忙しい中取材にご協力頂いただき、誠に有難うございました。今後益々のご発展ご活躍をお祈り申し上げます。