3.宮城県大崎市【有限会社沼田タタミ工業様】

http://www.numata-tatami.co.jp/

一畳用折目美人「なでしこ」&両框裁断機「WIN」大活躍

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昭和43年10月稲藁畳製造として創業。1台の製畳機で毎日100枚の藁床を、忙しく製造されました。

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極東産機とのお付き合いは、昭和48年建材床製造機「ケミペット」を導入いただき始まりました。

ボード床はムラが無く 軽量で、製造も少人数で出来る等のメリットがあり、時代の流れに乗り、生産量が増えました。

順調に推移し、昭和53年10月に有限会社を設立。

昭和63年コンピュータ式全自動畳製造システム「コンパクトライン」を導入し、畳の量産を開始されました。ゼネコン、ハウスメーカー等の新畳を中心に成長されました。

平成19年ヘリ無畳の量産化のために、一畳用折目美人「なでしこ 」を導入されました。

当時、ヘリ無畳は包丁を使った手作業が主流で、同業者である畳屋さんから下請けを頼まれる事が多くなってきました。

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平成30年現在、 縁付畳150畳/日、縁無畳50畳/日の製造能力を保有しております。
 
 一畳用折目美人「なでしこ」は、一畳縁無畳の表の折曲げが可能で、半畳なら2枚同時に製造出来、生産効率アップ出来ます。

折曲部にヒーターを内蔵し、美しい折り角に仕上がります。

両框裁断機チップソーⅢ「WIN」は、チップソー回転刃により、刃物の食い込みが無く
、寸法精度が高く、藁床の裁断も行えます。

従来の引き刃は毎日研磨をする必要が有りましたが、チップソー回転刃は 1年以上使用出来、耐久性が抜群で、毎日研磨する必要はありません。

最小寸法2尺2寸まで対応しており、裁断角度が8度と13度に変更可能です。

佐藤工場長より以前は、55mm厚の縁付畳が主流であったが、15mm厚の縁付薄畳に変わり、又縁付薄畳から縁無薄畳へと製造枚数が大きく変化したとお聞きしました。
 
沼田タタミ工業様の半世紀の流れを見て、時代のニーズに合わせた体制に設備投資されている事が、盤石な経営体制に繋がっています。
    
畳業界の先端を行き、畳業界を牽引されている沼田タタミ工業様を、今後もご支援させて頂きます。