58.長崎県佐世保市【株式会社喜多畳表店様】

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多角化戦略により「勝ち残る企業」へ

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長崎県の北西部に位置する佐世保市(人口二十六万人)で営まれている、株式会社喜多畳表店様をご紹介いたします。

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昭和8年畳材料卸商として創業され、昭和24年に現在地に移転。

昭和26年から畳製造を行われています。

従業員6名、年商1億2千万円、現在の喜多整吾社長様で三代目になられます。

弊社とは昭和44年に佐賀県伊万里市に、ワラ床製造工場に製畳機を導入させていただいてからのお付き合いになります。

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平成9年に、先代社長が畳材料卸商から畳工事業へウエイトシフトを図り、地元ゼネコンのマンション・アパート工事需要に対応する為に、スピードアップが必要と考え、コンピュータ式自動畳製造システム「両框裁断機」「平刺ロボット」を導入していただきました。

併せて、同年大手インテリアメーカを退職して帰ってこられた、喜多良平専務様を軸に襖工事・カーテン・内装工事も拡充される様になりました。

その後、マンション・賃貸物件などの需要が減少し、危機感を持たれ、弊社勉強会に参加され、個人客の売上を伸ばす事が必要だと考えられました。

他店との差別化を図るために、畳乾燥機
カラット爽快」を導入。

独自でチラシ作成、新聞折込を実施されましたが、自分の考えだけでは限界があると感じ、客観的なアドバイスが必要と考えられ、平成23年「両平ロボット」に入替される時に、営業力強化の為に弊社「コンサルティング」を受講されました。

個人客への販促活動を積極的に行われ、個人客売上が業者売上を上回り利益率も伸ばされました。

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平成25年には、薄畳製造対応の為、「半畳プレス機」「スライダークール」を導入。

平成30年には、襖製造作業効率アップの為、「横型襖表張機」「襖乾燥機四方向ワンディ」を導入されました。

今では「生き残る」会社ではなく「勝ち残る」会社へと経営方針を掲げ安定成長されています。

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喜多社長様、お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。