9.福島県大沼郡【坂内畳店株式会社様】

http://www.bannaitatami.jp/

「構造改革」して「両用ロボットV」導入



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坂内畳店様は、会津地方の中心に位置し、創業80年、三代続く畳店様です。

坂内畳店様は、会津周辺の畳店様の中でもいち早く機械化をされ、久保式縫着機を一式導入されており、久保式縫着機を極東産機㈱が継承してから、当社とのお付き合いが始まりました。

9.坂内畳店3

三代目 坂内章宏様は、京都畳訓練校を卒業された一級畳技能士で、仕上りにこだわりのある方です。

以前は、広い工場を一周する形で、表張り、框縫い、平刺、隅止め、返縫作業と別々の機械になっていました。

9.坂内畳店1

子育てが一段落した奥様が、畳仕事に時間を使えるようになり、作業工程の見直しと、機械の更新を考えておられました。

愛着のあった久保式の縫着機ですが、時代の変化に合わせた製造体制を考えられ「両用ロボットVICTORY」の導入を決められました。

現在の作業工程は、久保式框縫機と、両用ロボットを10坪程度の省スペースにまとめ、従来の2倍以上の生産能力になりました。

寸法入力は簡単で、非力な女性でもボタンを押すだけの簡単な操作で縫着作業が出来ます。

9.坂内畳店2


平成26年8月ご導入してから半年、現在製造の中心は奥様になったとか(笑)。

「両用ロボット
VICTORY」の導入と同時に、「キョクトー個別コンサルティング」も受講され、森田孝雄コンサルタントより、マーケティングを学ばれました。

お見積、敷込みも夫婦揃ってのお客様対応。女性が一緒に接客する事は、お客様に大きな安心感が生まれるようです。

お仕事は高級表替えが中心になり、順調に売上を伸ばされております。

二代目 坂内章悟様は、素晴らしい機械と極東産機㈱との付き合いに大変ご満足いただき、「時代の変化は受け入れるしか無い。若夫婦に任せて良かった」と喜んでいただいています。

坂内様には、お忙しい所、快く取材に応じて頂き、誠にありがとうございました。

(注)2019年2月に社名を坂内畳店株式会社に変更されました。